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幕末舞台の青春小説! [本]

久しぶりに、いいな!と思う本に巡り合いました。
「藩校早春賦」東海の小藩を舞台に、幕末近く、藩校設立に希望をふくらませる三人の若侍のジュブナイル小説なんですが、彼らの精神がみずみずしくて、清々しい。ホントに爽やかな小説で、読後感がとてもいいです。
もっともっと、彼らの話を読みたいなと思っていたら、続編がありました。「夏雲あがれ」。20才を過ぎた彼らのお話で、武士の真摯さがまっすぐな目線で描かれています。
どちらも、その時代の武士としてのありよう、特に剣術に対する技・心の持ちよう、十代ならではの正義感等が息づいていて、春の桜坂、きらめく川の水面、夏のうっそうとした暑さ、江戸の喧騒など、ビジュアルが自然と浮かび上がる文章の巧さで、どんどん引きこまれました。

ぜひこれ、T○Sあたりで時代劇のシリーズ化して欲しいような。







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